先日、東海道新幹線の大幅遅延により、列車ホテルを体験した(させられた)話。
2017年6月21日。
東海道新幹線の新大阪、京都間で架線の断線が発生して新幹線に閉じ込められた話である。
また、私が乗車した車両は該当区間では無く、岐阜羽島で抑止されていた。
当日は九州、中国地方、関西地方で朝からかなりの雨が降っていた。
私のいた関東圏ももれなく雨、全国的にかなり大雨だった。
当日に関西に帰る予定だった私は朝から東海道新幹線の運行状況が気になっていた。
やはり午前中は東海、山陽新幹線ともにかなりの遅れが出ていた。
だが、夕方ごろには関東圏では雨も随分ましになり、ピークは過ぎたかと思われた。
そして、帰路に着く頃には山陽新幹線がまだ一部でかなり遅れが出ているようだが、東海道新幹線は遅れが徐々に解消されているようだった。
山陽が多少気になるが、東海道新幹線はなんとかなるだろう。
何にせよ、明日の仕事もある。帰る事に決めた。
午前からのダイヤの乱れの影響だろう。みどりの窓口は大変混雑していたが、自動券売機は通常通り。
エクスプレス予約、発券を済ませて改札に向かう。
東京駅改札の18時25分頃の電工掲示板の様子。
18時00分発車の列車がまだ表示されているって事は約30分の遅れか。
ちなみに、私が乗車する列車は「のぞみ251号 新大阪行き」である。
(実は私、以前も東海道新幹線で2時間遅れの特急券払い戻しを受けた事がある。その為、遅れは体験済みというか少し慣れてる。)
改札を抜け、いつ発車するのかわからないので取り敢えずホームで待つこととする。
その間に、妻には『多少遅れているが帰れそう。山陽が詰まったら深夜になるかも。』と伝えた。
ホームに出てもやはりまだ、列車が来ていない。
しばらくして私の乗車する列車が来た。
ビックリすることに直ぐに発車すると言う。
約20分程の遅れで出発した。
回復運転を行っているのだろう。
軽快に走る新幹線。
疲れもあり、新横浜を出て暫くすると眠気が襲ってくる。
気が付くともうすぐ名古屋である。
降りる準備をされる方の動きで目を覚ます。
ここで、東海道新幹線で恒例の「只今、三河安城駅を定刻通り通過いたしました。(当然平常時)」といった案内があるのでここで遅れが確認できるかと思ったが聞きそびれてしまった。
ただ、時計を見ると名古屋到着の時点で遅れは15分程に縮まり、『JR東海はやっぱりすげぇなー』何て思っていた。
ここから、例の件が始まっていくわけだ。
名古屋も直ぐに発車。
発車時刻は20時35分~40分位だったと思う。
その後も軽快に走っているN700系。
名古屋で乗客も減り、窓側が空いた。コンセントも使える。(これ助かった)
そしてまた眠くなってきてウトウトしながらスマホを触っていると突然減速、そのまま停止。
外を見ると岐阜羽島駅の通過線に止まっている。
『あらーやっぱり、京都や新大阪で電車詰まってるのかな?』なんて呑気に考えていた。
(この通過線に止まったことから「駅じゃない岐阜羽島」が産まれたと勝手に予想しているw)
数分後、車内放送が流れる。
「京都、新大阪間で設備点検の為、同区間にて一度送電を停止します。その為、点検確認後に運転を開始します。」
最初の案内ではこんな感じであった。
実際にはこの頃には架線が切れてえらいことになっていたのだが。
ちなみに、同区間の列車は停電していたようだが、私の乗車中の列車は停電無し。
『あー朝から続く雨の影響かなー。到着は一時間以上遅れそうだな、まぁ想定内です。コンセントも使えるようになってて助かったな~』
まだ呑気な私。
で、隣を見ると後続の、のぞみ59号が入ってきた。
隣の列車はホームに面しているが、ドアは開いていない。
点検の為の送電ストップなのだから直ぐに発車するからだろう。
まだまだ呑気な私。
暫くして車内放送が再度入る。
「復旧にはもう暫くかかりそうです。続報が入り次第お伝えします。」
うーん。暇だなぁ、、、
妻に連絡してみる。
私の地元では全く雨は降っていないとのこと。
雨の影響ではないのか?それとも自宅の近くだけ晴れている?
Twitterを見てみる。
おぉ、、、新大阪~京都区間は停電発生かぁ、、、
タイミングによっては私も巻き込まれていたかも知れん。
まぁ直ぐに復旧するだろう。
なんて考えてると、、、
岐阜羽島が満員御礼である。
のぞみ251号の車内から。
1番奧はひかりだろうか。ドアが開いている。(この時点ではとなりののぞみ59号はドアは開いていない)
どうせ出発も私の乗車してるのぞみ251号→隣ののぞみ59号→って感じで出発するだろうからホーム出れていいなぁ、、、なんて考えていた。
暫くしてまた車内放送が入る。
「現在、新神戸→京都間で設備点検の為に送電を停止しています。発車までは[相当]の時間を要する見込みです。」
、、、
、、、、、
、、、、、、、、
相当、、、ですか、、、、、
しかも新神戸って、あんた新大阪言いましたやん、、、
と、言ってもすること(出来ること)が無いのでスマホ弄り。
ただ、嫌な予感がして最寄りの東横インの空室検索。
数部屋空きがあるようだ。
けど、明日は朝から出社が必要。
泊まるのは厳しいか、てゆーか通過線だから下りれん。
新大阪からの終電を検索。
まぁあと一時間ぐらい止まっても何とかなるか。
タクシー使えばもう少し遅くてもOK!
まだ余裕の私。
スマホ弄り。
うぉっ!ヤフーのトップ来てる!!!!!
ここで少し楽しくなってくる私。
二時間遅れの払い戻しがくるか?
まだまだ余裕があった。
暫く夢中でスマホ弄り。
時刻は22時。
あータクシーの可能性出てきたな。
Twitter眺めてると京都で打ち切りとか情報が出とる、、、
、、、
、、、、、
、、、、、、、、
これ、やばくないか、、、、、、、
ヤフートップはまだ続く。
車内放送も同じことの繰り返し。
ここで車内放送で聞き捨てならない台詞が入ってる事に気付く。
「この列車も何処まで向かうかわからない状況となっています。」
やばい、、、、、、
急いで打ち切りに備えて米原、京都からの在来線で何処まで行けるか検討を始める。
で、肝心の今停車中の岐阜羽島からは、、、
なんと在来線が無い、、、orz
名鉄はあるがこれ逆方向ですよ、、、
急いで米原、京都、新大阪付近のホテルを探す。
おおぅ、、、埋まっとる、、、
いやいや、明日は朝イチに会社に行かんと、、、、
てゆーか降りれませんから、、、
どうすんのコレ?と思いながらホテル泊まっても次の日仕事が、、、なんて考えていた。
しかし、まだ僅かに動いてくれる、帰れると希望を持っていた私だが、
徐々にもう帰れなくてもいいや、、、仕事?どーでもいいや、、、ヤフートップにこれだけ出てるんだからみんなわかるでしょ。
一応同僚にメールしとくか、、、
こんな心境に変化していった。
時刻は22時30分を過ぎた。
これは最低でもタクシー決定である。
しかもかなり長距離。
今ならここまで電車で帰れるからタクシー代はこれぐらいか?いや、在来線で多少待ってくれてるかも、、、
ついさっきまで帰れると無意識に考えていたが、この辺りで帰れないと言った現実を実感してきた。
ふと隣ののぞみ59号を見てみる。
乗客少なくね?
さっきよりもかなり少なくね?
もしや、、、
やっぱりドア開いとる、、、
更にハッと気付く、、、
やっぱり岐阜羽島のホテル全部埋まってるぅぅぅぅぅ、、、
更に時間は進み23時。
もうアカン、、、
帰られん、、、、、
どうやっても家に帰れません。
暫くして車内放送が再度入る。
「復旧見込みがたたない為、隣の車両に橋を掛けて、ホームに降りれるようにします。」
て、事はまだ当分動かんな。
いや、それよりもホームに降ろされてごめんなさい運休です、解散!始発まで待ってね!ってヤツが怖いな。
「ハシゴは5号車と6号車の間のドア、一ヶ所に設置いたします。」
うぉーい、一ヶ所かい!!!
まぁ、危ないだろうし当然か。
「反対向き、上りの列車がもう間もなく到着する見込みとなっております。その為、名古屋までお戻りのお客様はホームにお降り頂き、反対のホームで電車をお待ち下さい。」
名古屋でホテル、、、と考えたが、いやいや、名古屋周辺も後から来てる電車が来てるだろうから同じ状況だろう、、、
「また、JR東海の職員がいらっしゃいましたら5号車、6号車にお集まり下さい。」
人手不足、緊急事態ってやつか。非番の手も借りたいと。社員のフリして手伝ってみたいかも、、、なんて邪な事を考えてみたりした。
取り敢えず、ホームに降りて運休決定→ご免なさいここで解散ってやつは避けたい。
また、そうなっても良いように体力温存の為、車内で待つことを決めた。
暫くして車内放送が入る。
「名古屋へお戻りの方はホームに出て反対のホームへ、お待ちになられる方はそのままお待ち下さい。」
うん。待ちます。
降ろされる事になった場合に備えてギリギリまで待ちます。
暫くして突然列車が動く。
お!と思いきや直ぐに止まる。
多分橋を掛けるための微調整。
けど、いきなり動くから少々不親切に感じた。(今にして思えば常に車掌さんはいろんな方に問い詰められてたから仕方無いのかも知れない。それか、車掌室も6号車付近にあったから質問攻めにあってたのかも。)
暫くして車内放送が入る。
「橋を設置致しました。ホームに出られる方、名古屋方面に戻られる方は5号車、6号車の間のドアにお集まり下さい。」
数人が向かい始める。
荷物を纏める方は名古屋に戻るのか、ここで降りるのか。
なんにせよ僅かではあるが、乗客が減り、居残り組には多少は快適になった。
更に20分程過ぎて、ふと冷静になる。
どうしようも無いときはここで列車ホテルになるのでは無いか?
ここで乗客を無理矢理降ろしても近隣のホテルは当然とれないだろうし、そんな事するぐらいなら列車ホテルにするだろう。さっきの放送で車内でお待ちの方はそのままでって言ってたしな。
冷静に考えればJR東海が取れる手段はそれしかないだろう。
もっと早く気付きそうだが当時は興奮ぎみで困惑していたためこの結論になかなか到達しなかった。
取り敢えず、流石にこれだけ長時間車内に閉じ込められてるのは気が滅入る。
橋を掛けて20分は経過しただろうから一旦ホームに出て、残り少なくなった飲料水の補充も兼ねて降りることにした。
掛けられた橋へ向かう。
途中で突然列車が揺れた。
上り線の通過である。
普通に全開で走ってるみたいだけども夜中なのにいいのか?
なんて思いながらも少しでも動いている列車を見ると安心する。
やっと、6号車に到着。
車掌さんが対応に追われていた。
車内放送の声は女性であった。
多分この方だろう。
少々気の毒な感じもしたが、責める方の気持ちもわからんでもない。
私に出来る事なんてないのでそそくさと橋に向かう。
橋はかなり細く、一列にならないと渡れない。
また、歩いてわかるのだが中々の高さである。
ゆっくり渡りたかったが流石に一ヶ所の為、他の方の迷惑にならないようにそそくさと渡る。
しかし、なかなか出来ない経験である。
列車間を渡ると言うのはなかなか非日常感があってすごい。
これはホームから列車に戻る時だが動画を撮りながら渡ってみた。
(音が出ます!!ご注意!!!)
もう少しカメラを上げて、列車と列車の間を撮れるとなかなか見応えのある光景だったのだが上手く撮れなかった。
流石にみなさんに迷惑をかけるのでもう一度撮りに行く勇気は無かった。
とりあえず、一旦ホームに出てきた。
売店は予想通り無かった。
あったとしても目ぼしい物は全て売り切れているだろうが。
自販機は長蛇の列だ。
一旦改札を出るか。
取り敢えず列車から離れるのは不安だが、万が一出発されてもホームに止まっているのぞみ59号に乗ればいいだろう。
てゆーか、これだけホームに人が出ていると言うことは発車前にはかなり放送が入るだろう。
改札に向かう。
中々の混雑具合である。
駅員に少し出てもいいか聞こうにも質問攻めにあっている。
改札は開けっぱなしであるから勝手に出た。
時刻は23時50分だ。
いつもなら終電も終わっているだろう。営業している店は何もない。
遠目からで確かでは無いがタクシー乗り場らしきところはかなり列が出来ている。
私は取り敢えず自販機を探した。
タクシー乗り場の列と反対側に自販機ハケーン。
お茶を補充。空腹を少しでも満たすため甘めのカフェオレも購入。
改札に直ぐに戻る。
あらー、さっきと全く同じ状況。
そそくさと改札を抜ける。
いつもなら考えられない東海道新幹線改札スルーである。
取り敢えず電工掲示板を記念?にパシャり。
うーん、普段がどんな感じかわからんが取り敢えず撮ってみた。
ここにいてもする事(出来る事)が無いので車内に戻る。
車内放送で「架線の修理が完了いたしました。点検後、列車を発車いたします。
その為、まもなく隣の車両に掛けている橋を撤去いたします。
また、この車両は何処まで運転するか決まっていません。」
ようやく復旧したようだ。
最後の一文が非常に気になるが、もう何処に行っても列車ホテルっしょ。
また、降りた乗客、前の電車が詰まっているから当然直ぐには動けないだろう。
再度のスマホ弄り。
Twitterで京都に列車ホテル開設と発見。
あーこれかなぁ今夜の寝床。
けど、12両の車両なんて新幹線であったか?
デマか??
何て考えながら岐阜羽島のトレンド入りでほっこりする。(現地の方々すいません。)
さらに待つとこんな車内放送が、
「この電車は新大阪駅に向かうことが決定いたしました。列車の安全点検が終わり次第発車いたします。
新大阪へ向かわれるお客様、車内でもう暫くお待ち下さい。」
ここで初めて新大阪までの運転が確定。
タクシーに乗って帰るぐらいなら列車ホテルですな。
帰ってもほとんど寝る暇ねーよ、、、
その間も橋を撤去する放送が流れ続けていた。
最初の撤去する放送からは30分位は待ってたかな?
どうせ前の列車も詰まってるからもうゆっくりでいいよ。
程なくして橋を撤去した放送が入る。
そして、午前1時10分頃に待望の運転再開放送!!!
車内放送の女性の声もさっきまでの怯えた感じではなくハッキリとしている気がした。
また、車内でも安堵の声や、ため息が聞こえる。
今から新大阪に向かっても深夜だ。
出来る事なんて限られてる。
しかし、新大阪まで運転すると言う決定事項があるだけでも不思議と精神的に楽になる。
やっぱりみなさん何も決まっていない状況が辛かったのだ。
ともかく、車両は動き出した。
日付が変わっているため、騒音もあるだろうからノロノロと走るかなと思っていたが、まさかの全開である。
線路の近隣の方には申し訳ないが、深夜に全開で突っ走る新幹線はテンション上がる。
米原通過。
この間、列車ホテルの案内が流れる。
「新大阪駅にて、休憩用車両を23番線、27番線に2本御用意しています。
京都駅には休憩用車両はございません。
京都で降りられる方も一度新大阪にて向かって頂きご利用する事も可能です。
休憩用車両をご利用の方はそのまま新大阪へお向かい下さい。」
へー。何でもありだな。
このままこの車両を列車ホテルにしてくれるのだと思ったが違うようだ。
てゆーかさっきTwitterで見た京都の休憩用車両はなんだったんだろ?
(後で知ったが京都では在来線で用意していたみたいでした。)
あたりまえだが、ネットの情報は自己責任で活用しなければと改めて考える。
その間も軽快に走ってる。
暫くして京都駅付近に着いたが信号待ち。
やっぱり詰まってるわな。
しばらく待った後、京都駅到着。
結局午前2時である。
暫くしてさっきまで横に止まっていたのぞみ59号も到着。
なんだろう、このツーリング気分。
程なくして京都駅を出発。
かなり発信、停止を繰り返してる。
やはり新大阪駅は列車の入れるスペースが無いらしく、また今回の問題発生地点も通る。
いつもなら15分の距離、しかし今回は約50分程要した。
そしてやっと到着。
結局、新大阪到着は午前2時47分頃だった。
暫くして隣のホームにのぞみ59号が到着。
やぁ、また会ったね。
けど、こいつよく見たら博多行きなんですけど、、、
(結局のぞみ59号は博多まで走ったようだ。すげー)
階段を下りて休憩用車両に向かう。
改札で長蛇の列が出来ていた。
しかし、もう流石に疲れた。
深夜の新大阪駅とか満喫してみたかったが休憩用車両に一目散に向かう。
27番線に向かうことにする。
ホームに上がると回送表示のN700系がドアを開けて止まっていた。
一応駅員さんに訪ねる。
『列車ホテルってこれですか?ちなみにグリーンも使えますか?』
「大丈夫ですよ。女性専用車両もありますのでそれだけご注意下さい。」
グリーンもいいのか、しかし横になりたいから普通席の方がいいかなぁ、なんて考えながらも向かったのはグリーン車であった。(貧乏性全開である)
たが、やはり皆さん同じ事考えてます。
ほぼ満席。
さっさと普通車探しに切り替える。
途中で女性専用車両を発見。一応パシャり。
その後、普通車を探すがまだ3分の1程は空いているので適当に探す。
やはり人気の3列シート。
横になる方多数。
けど、もう3時を回っている。精々始発までしか使えないだろうから座った体勢でいいか。
不人気なのか、比較的開いていた2列シートに腰掛ける。
後ろにも座られていた方がいたがリクライニング全開である。
もう日頃じゃ考えられない位みなさん倒しまくっている。
その後、トイレにいったりして時刻は3時10分である。
列車は続々到着しているようで、駅は普段の日中と変わらないような賑やかさ。
ここでまた非日常感を感じていた。
コンセントに携帯充電器を差し込み、シートに体を沈める。あっという間に寝てしまった。
次の瞬間、人がぞろぞろ降りていく。
時計を見ると午前4時55分。
生まれて初めての新幹線列車ホテルはあっという間に終わってしまった。
ホームを降りて改札に向かう。
改札は列車ホテルを使用した方々だろう。やはり非常に混雑。
途中テレビカメラが、、、ごめん、、、すげぇウゼェ、、、
無視して改札へ。在来線連絡口の自動改札前で黒山の人だかり。
実は私、以前も新幹線遅延を体験していて、そのような場合、自動改札に切符を入れると遅延証明と印字されて特急券が再度受け取れる。
これを一年以内に窓口に持っていけば、払い戻しが受けられる事を知っていた。
その為、そそくさと改札に切符を投入すると、、、通れねぇ、、、
何故だ、、、
日付を跨いでるからだろうか、、、
同じ事を考えている方々がトライするも皆さん同じ結果に。
みなさんのイライラがMAXに到達するのを見越してか、駅員さんが無理矢理改札の扉をこじ開けて皆さんを通していた。
顔パス状態である。
もうつかれたよ、、、
その後も苦難は続く。
なんと在来線乗り場は通勤ピーク並みの混雑。
程なくして始発が到着。
乗客の中には驚いている方もいたと思う。
いつもは混雑しない始発列車がゾンビのような我々を迎えるのだ。
多分、私は無意味に笑みを浮かべていたかも知れない。
案の定、数名を積み残して始発の列車は走り出した。
徐々に乗り換えもあり、混雑は緩和されていったが、後一つ気掛かりな事が、、、
やっと最寄り駅に到着。
切符を改札に投入。
バシーーン!!!
やっぱり閉められた。
私もつかれていた。
駅員への説明は切符を見せながら、『新幹線、止まった(泊まった)、このまま、改札、通された、』
何故かカタコトであったが通じた。
快く出場させてもらう。
フラフラになりながら家路に着く。
帰って荷物置いたら直ぐに出社である。。。orz
以上が私の体験した列車ホテルである。
表記してある時間や、車内放送は私の曖昧な記憶が頼りなので間違っている可能性も十分あるのでご了承を。
ちなみに、私は電車に乗るのは好きで、新幹線はかなり好きだ。
乗るのはいくらでも乗れる。
そんな私が思ったのは、止まっている電車と言うのはなかなか苦痛である。
いつもは快適だと思っていたN700系のシートに全く違う印象を持った。
不思議なもので、停止中は辛いが動き出すと快適なシートになる。
これは新たな発見であった。個人的な感想だけど。
また、同じ思いをされた皆様、JRの方々、おつかれさまでした。
当時は散々だったが今となっては貴重な経験だったかも知れない、、、
もう二度と経験したくないけど。。。
と、言うか半年で2回も遅延による返金を受けるってどーよwww
以上