五条バスセンターで数名乗り込み、次のバス停の五条駅前でさらに数名乗り込んで座席が埋まってきた。
と、いっても二人掛けの隣は空いている程の混雑率である。
暫くすると山道に入って行く。
左手に何か観光名物があるようで、車掌さんが案内をしていた。
ただ、私は右手に座っていたためあまり見えなかった。残念。
しかも動画見ていた為、案内も良く聞いてなかった。
あーもったいない。
ちなみに、この後も定期的に案内はあったので右側左側どっちでもいいんでじゃないかな。
バスは山道をくねくねと進んでいく。
約一時間程、熊野川という川が右手に広がる。
えらい緑色だが、先日の豪雨の影響だろうか。
川沿いの細い道を右に左に進んでいく。
対向車をやり過ごすことも多い。
国道168号線が整備されているのだが、やはり地域住民の為か、脇道に(旧道?)に逸れては戻ってを繰り返す。
えーここ通るの?って所を進む。
バスの運転手さん、本当に凄いです。
観光案内も喋りながら凄いもんだ。
うーん、山奥。
この辺りは以前に大雨で甚大な被害があった地域である。
その為か、山肌が剥き出しの所も多い。
ここまでの道のりを考えると復旧はかなり大変であっただろうと想像できる。
前回の休憩地点の五条バスセンターを出て約2時間。
2回目の休憩所、上野地に間も無く到着と放送が入る。
案内に従って右手を見てみると大きな吊り橋が見えてきた。
谷瀬の吊り橋という有名な吊り橋のようだ。
吊り橋を通過して100Mぐらい?の距離にあるバス停に停車。
ここで約20分の休憩だ。
吊り橋なぁ、、、
まぁとにかくいってみるか!
吊り橋なんてよく考えたら渡った記憶なんてあったかなぁ?
まぁせっかくだしな。
他の乗客もぞろぞろ降りて行った。
吊り橋までの間にこんなものが。
あと少し進むと吊り橋到着。
うーん、20人以上は渡れませんってなんか怖い。
こんなものも。
かなり高い。
吊り橋は見た感じちょっと揺れてるな。
20Mほど進んで見る。
うお!!!
めっちゃ怖いぞ!!!
これ中心の歩く所はなんと木材。
しかもめっちゃ揺れる。
うん、やっぱ20分しかないから渡るのはやめとこうか。
数分悩む。。。
えーいやっぱり行ってやれ!!!
ここで渡らなかったら絶対後悔するわ!!!
意を決して、、、
歩く!!!
揺れる!!!
下見る!!!
めっち怖えよ!!!
木の高さを考えるとやっぱこえぇ!
だめだ。
下を見ては行けない。
再度、、、
歩く!!!
揺れる!!!
下見る!!!
めっち怖えよ!!!
なんで見てしまうだ。。。
マゾなんでしょうか。
木材自体も歩くたびにごとごとゆれる。
もし壊れたらこの横のロープにつかまって、、、いや、こっちにつかまった方がよいか?
などとイメージトレーニングを行いながら進む。
この揺れと高さはマジでやばい。
特に揺れ方は本当にあまり経験したことの無い揺れ方である。
途中で前方のカップルに追いついてしまった。
なんでもカップルで渡るとアツアツ仲良しになれるとかなんとか。
馬鹿か。
道幅も狭く、追い抜きもハードだわ。
早く行ってくれ~と念じながら進んで行く。
途中でカップルが左を向き何かを指さしてる。
超チャンス。
ここで震える足で少し早歩き、こちらの存在に気付かせる。
相手が気付き、少し怯んで片側に寄った瞬間に大外より豪快に差し切る。
馬鹿が。
なんだこの敗北感。
ようやく反対側に到着。
売店らしき建物があるが、平日の為?営業はしていないようだ。
うーん、わからん。
とにかく渡り切った訳だが、ここで時刻を確認。
おーう、思ったより時間かかったね。
急いで戻らんと。
谷瀬の吊り橋「チワー」
またおまえか、、、
もうさっさと行ってやるわ!!!
流石に走ることは出来ないが、気持ち早歩き。
とは言え、揺れがある為そんなに早歩き出来ない。
やっぱこえーよ、、、
けどバス乗り遅れるよ、、、
気持ち早く歩く!!!
揺れる!!!
下見る!!!
めっち怖えよ!!!
またコレを繰り返してなんとか到着。
帰りにこんなものがあったことに気付く。
そしてこの看板。
混雑時は監視員がいるようである。
てゆーか本当につかってんのか?
あまり考えないようにしていたのだが、私が渡った時には瞬間的には
20名超えていたのではないでしょうか、、、
これも怖かった原因である。
一応渡るときは気を使って(怖くて悩んでいたのもあります)集団がこちらに渡りきってから進みだしたが、
私が渡っているときに次々来られたらどうしようもない。
ただ、規制かけられると休憩時間内では渡りきれないかもしれないので、そう考えると平日に来てよかったか?
そうこうしている間に時間を確認。
後数分で発車である。
また、早歩き。
バス停と吊り橋の途中は売店や自販機も一応ある。
あと、公衆トイレがあったようだがもう時間が無い。
トイレは我慢することにしてバスに戻る。
なんとか2分前には戻ってこれた。
乗客は僅かに減っていた。
結果としては、谷瀬の吊り橋に行って渡り切るのならバスを降りてさっさと向かった方がいい。
あと、怯まずさっさと進むこと。
時間は結構ギリギリである。トイレ等の時間も取れない可能性があります。
それか次のバスを待って、ゆっくりと堪能するかだね。
発車時刻になった。。
さらにバスは進む。
ここまでで全体の約半分である。