さーて、かなり乱暴だが、54wの白熱球を10wのLED球に変更すると約520時間で500円の節約が出来ると書いた。
これはかなりいい加減な数字ではあるが、なんでもかなりのマージンをとって考えてしまう私の性分なので細かい突っ込みは許してください(^_^;)
さて、では自宅の電球でどこをLEDに取り替えるのが得策か検討してみる。
現在、AmazonでLDR5LW(暗い方)は 1627円、
LDR6LW(明るい方)は2101円となっている。
ちなみにLDR9LW(100w相当の明るさ)なんてのもあるが、これが非常に高い。
電気代で回収が何年かかる事やら。
一度LDR6LWを試してから検討することをした。
(ちなみに我が家では100w白熱球が脱衣場で使われていたがLDR6LWで十分と言う結果になった。)
うーん、高い。
ちなみに参考までに通常の白熱球のレフ電球は369円だ。
LDR5LWの場合、白熱球との差額は1258円。
LDR6LWの場合は差額は1732円。
これを電気代のみで回収するとなると結構時間がかかる。
LDR5LWの場合約1300時間。
LDR6LWの場合約1800時間。
(LED電球は10w、白熱球は54wで1kWh22円で計算。別のLED製品でも参考にできるよう、かなりマージンとってます。)
念の為、LDR5LWと、LDR6LWの正確な消費電力で計算も、
LDR5LW・・・消費電力5w。
LDR6LW・・・消費電力6.4w。
これらで上記計算金額のLED消費電力をそれぞれに当てはめて計算すると、
LDR5LWの場合は約1170時間。
LDR6LWの場合は約1660時間。
やっぱりあんまり変わらんか。
今回はLED電球を購入すると決めているので、どこが得策かを検討してみる。
これは一日の使用時間。
表札・・・0。使わない。
玄関・・・1時間以下。
廊下・・・1時間以下。
トイレ・・・生理現象なので多目に見積もって1時間。
脱衣場・・・風呂の時間+洗濯+洗面所で2時間。
風呂・・・風呂掃除を合わせて1時間半。
キッチンの流し場・・・夜中付けっぱなしなので8時間。
キッチンの明かりはあまり突っ込まないで。
なんとなく間接照明的に使ってるので。夜中に真っ暗イヤザマス(^_^;)
ちなみに現在、LDR5LW2つととLDR6LWが1つ手元にある。最初に購入したのは1つずつだったが、後日明るさを確認した結果、念のため買い増ししておいた。(確か1500円ぐらいのセールだったから)
取り敢えず問答無用でキッチンの流し場はLED導入を決める。
ここは間接照明的な使用なのでLDR5LW(暗い方)に取り替えた。
若干暗くなったようだが使用目的を十分に満たしているので全く問題はない。
使用時間からしてここはすぐにもとがとれそうだ。
次は脱衣場だ。
ここには2つの電球が使われているが、取り敢えず1つを LDR6LWに取り替えた。ちなみにLDR5LWでは明るさがちょっと足らなかった。
白熱球とのバランスは悪いが節電のため。LEDで統一してしまいたいのはあるがここはぐっと我慢。
さぁ、残ったLDR5LW(暗い方)は脱衣場と行きたいところだが、、、
ここはトイレで決定!
理由はLDR5LWの明るさで十分なのと、現在の白熱球を使ってもう4年近く経っている。
いつ切れても不思議ではない上にトイレはいざ使用中に切れるとダメージがでかい。
特に娘が一人で行くようになったので、その最中に切れると可愛そうだと思い取り替えた。
元をとるのはかなり先だが、ここも心の平穏の為。
(お尻拭いてる一番人間のデリケートな時に真っ暗になったらイヤでしょう。)
と、言うわけでこれら三つを取り替えた。
せめてLEDと白熱球の共存してる脱衣場は替えたら?と、
思われるだろうがここからが実は難しい。
その理由は、LED電球は今でも高価だが、以前はもっと高価な製品だった。
つまり、今後も値下がりの可能性が十分考えられる。
例えばLDR6LWが来年1000円以上値下がりしたら、早くから電気代をせっせと節約した意味が全くなくなる。
@逆に電気代の値上げが発生した場合はLEDのコスト回収は早くなる。
また、導入したLEDが3年で切れてしまう、新しい製品が可能性など、、、
要は不確定要素が多すぎると言うこと。
そう考えると私の場合は毎日8時間つけっぽなしにしていたキッチンの流し場以外は特別急ぐ必要はないかと思えた。
ただ、今使用している白熱球が切れた場合はLEDに取り替える。白熱球を購入するコストはもうかけないように。白熱球のコストでLED電球何時間つかえるんだって話。
また、現在使用している白熱球が切れた場合は白熱球の移動を考えて、使用頻度が高い場所をLEDに替える。
例えば、私の場合は廊下の白熱球が切れた場合、脱衣場の白熱球を廊下へ、購入したLEDは脱衣場へといった形。
また、LEDは切れないのに対して白熱球は良く切れる。その度に交換費用が~。なんて思われる方もいるが、白熱球でも切れないときは切れない。私も以前の賃貸に7年住んでいたが、切れない物は不思議と一度も切れない。製品寿命はとっくに過ぎているのに。また、LEDも絶対に切れない訳ではなく、使えなくなるもの、暗くなってしまうものもあると思う。
余談だがコンビニのトイレで駄目になったLEDを良く見かける気がする。何となく薄暗いやつ。あれは多分、安物LEDと思われる。あくまで私の思い込みですが。
何を言いたいのか分からんようになってきたから纏めます。
○LEDは使用時間をよく考えて替えるか検討する。(1日二時間以上使うなら検討の余地あり)
○節電効果が微妙と思えた時はまだ替えない。(LED値下げの可能性もあれば電気代値上げの可能性も。現状では回収までは時間が掛かりすぎる。)
○白熱球が切れたタイミングは絶好の機会。その際は白熱球の移動を行い、使用頻度が高い場所をLEDへ。
○出来れば最初のうちに光量の確認をするため、私のようにLDR5LW(暗い方)とLDR6LW(明るい方)複数の製品を購入し、いろんな場所に取り付けて確認しておく。LDR5LWで十分な場合は回収がかなり早くなる。
LEDは安いと良く言われているが、損益分岐点が結構先にあったり、LEDの価格変動があったりと、なかなか難しい。
ただ、「節電のため我が家はLEDに全部替えました」って言うのを聞くが、それ本当にお得なのか計算しました?って思う。
電気使用量を下げて世の中に貢献してますって言うのなら、ありがとうございますだけど、電気代を安くするだけを安易に考えてる人は騙されてるんじゃないかと思う。
特にシーリングライトなんかはまず回収できない。本体が高い。
回収できたとしても、その時にはかなり時代遅れのライト、もしくは暗くなっているだろう。
計算してわかるLED。
消費電力は非常に魅力的だが回収が非常に難しい。
いつかは全部LEDになるんだろうけどね。
取り敢えず、故障や切れた時に検討するぐらいが賢いと思う。
以上